テキュ

すうとして無理やりです

初めてLUSHのバスボムを使った時の日記

何だこれは…初め、透明のお湯に様々なきらびやかな色が落とされたかと思うと、ゆるやかにそれはまとまり出し、泡の雲を作り、お湯は銀と藍色の中間のような深い色に変わった。そして、何ということだ…お湯に星が浮かんでいる、ラメであろう、ただこんなに綺麗なラメは見たことがない…きらめきは、光の反射は、水の記憶と深く結びついているのだろうか?だとすればきらめきの原義から水の膜を削ぎ落とされたこのラメは、まるで我々の最初の臓器のようだ…(何故なら水の中に水は見えない)

そしてその中にたゆたっているわたしの体、体が…とても巨大に見える、宇宙のお湯の中にあるので、浴槽の中でわたしの折りたたまれた体はむしろわたしの視界が雄大すぎる体をすべて捉えきれていないかのように映って、まるで龍のような体

龍のような体だ

このままなら、わたしも星の記憶をすっぽり取り込めてしまうのではないかと思って、お湯の中に向かって息を吹きかけてみたが水面が揺れるだけだった。体の中に、森を飼っている。今のわたしは。

わたしが手をひとかきするだけで宇宙が揺れる!…なんて強大な力なんだ!聖なる手のひとかきで、微生物が生命を一周させ、あらゆる魚が産声を上げると同時に死に絶え、元素周期表が逆さになる!星座に従って、20年くらい経つぞ、これは!

膝の丸みが今日だけはまるで丘のようだ。自分の体に土をこれほど強く感じたことはなかった…砂の粒、鱗、近い感触…毛穴の造形…そういうことだ、膝の折れ曲りの中に信じられないくらいの、歴史の皺が…畝が…皺と畝の中に、野菜が!

ハーヴェイが聴こえてきた、

まるで強者が狩りをわざと行わないかのような、一方的な入浴…記憶の入浴?

 

/

 

たしか去年の冬ぐらいにLUSHのバスボムを初めて使った時の日記です

2018/12/22 (夢)

友達の家に泊まっていた。わたしと友達が同じ布団で寝ていて、足の方にパソコン音楽クラブの柴田さんと西山さん、知らない2人が眠っていた。わたしが起きると他の人もごそごそ起き出して、わたしと友達が布団とそこに差す光の中で*1)幸せになっていると西山さんがわたしたち2人に覆いかぶさって「いいね」と言ってきた。

しばらくして*2)皆が服を着だした。そのうちの1人が*3)バレンシアガのズボンを履いていて、怖くなってすぐ帰ろうと部屋を出た。

玄関に続く階段に女の人が座っていて、通り過ぎようとするわたしの頭に手を回して「おいで」と自分の方に抱き寄せてきた。その人は*4)キャラメルと名乗った。

外に出ると真っ暗で、わたしの歩く速度は速くなった。

途中で*5)緑色の光の縁取りの中にCDショップの棚が見えて、泊めてくれた友達のデビューシングルが置いてあった。期待の新人と書かれたポップもあった。

しばらくして駅に着いた。モノレールの駅のようだった。暗く歪んでいて、ブラックホールのような濃い黒い霧がかかっていた。

ホームに着くと青と緑のとても大きな蝶が飛んでいて、わたしの頭上で大きな羽音が聞こえ、わたしは怖くなってその場にうずくまった。

 

/

 

*1.本当に、経験したことがないくらい幸せだった。

 

*2.「皆」?わたしは夢の記録の中で「皆」という言葉を使ったのは初めてな気がする。ちなみに記録はいつも見た直後にする。

 

*3.白いタイトなジーンズに、ロゴのパッチがしてあった。

 

*4.「わたし、キャラメル」と虚ろな声で言っていた。

 

*5.ちょうどテレビのワイプの様な感じだった。視界の右上に浮き出ていた。

2018/12/21 (夢)

気付くとすごく暗い部屋にいた。置いてあるものとか雰囲気がわたしの部屋とかなり似ていたが、わたしの部屋よりずっと広く、それゆえにものの間隔が開いてまばらになっていた。*1)床のフローリングがところどころ剥げてささくれ立っていた。また小さな蛍光灯がいくつも転がっていて、これがわたしの僅かな視界を助けているらしかった。

手探りで進んで行くと、ぼんやりと光っている*2)扉を見つけた。中からどくどくと水をかき回すような音がしている。扉を開けると*3)ゆいごがいて、モニターで2匹の魚が寄り添って泳いでいる動画を見ていた。あ、と声をかけるとこちらに気づいたようでびっくりして振り返って、「あ、長谷川くん、長谷川くん、長谷川くん」とわたしの名前を連呼して手を振ってきた。*4)片手で自分の口を押さえていた。ふとモニターを見ると魚がびちびちと激しく痙攣していた。わたしはそれが*5)魚が性行為をしているシーンだと確信した。

静かに部屋を出て扉を閉めると、体が妙に熱かった。ふと頰を触ると熱した鉄のように溶けていた。溶けた頬が赤く光りながらこぼれて足元が照らされると、1枚の皿があり、そこに溶けた頬がたまっていた。

 

/

 

*1.わたしの部屋もフローリングがところどころ剥げている。

 

*2.いくつもの扉があった気がする。

 

*3.yuigot 白いシャツを着ていた。初めて見る服だった。

 

*4.まるでわたしがいつもやる仕草のようだった。

 

*5.わたしは魚の性行為を見たことがない。

2018/9/29(夢)

夜だった。ひとりで旅行をしていた。やたらと階段の多いところで、赤い提灯がそこら中に下がっていた。名物である透明なつゆにつけていただくうどんを食べたり、訳もなく辺りを散歩したりして時間を過ごしていた。

ふと気になって家までの電車の時間を調べると、終電はとっくのとうになくなっていた。何とか帰れないかと思って調べ続けていると、*1)もうすぐの出発で翌朝10時くらいに東京に着くバスがあることが分かった。

気がつくとバスに乗っていた。内装は灰色のカプセルホテルのようで、広さもちょうどそれくらいだった。床には暗い灰色の絨毯が敷かれていた。わたしの後ろと前の壁にひとつ、側面の壁にふたつ、角の丸い正方形の窓があった。ジェルのような質感だった。*2)わたしの前には入江陽さんがこちらを向いて座っていたが、ずっと曖昧に笑っていて一言も喋らなかった。わたしの隣にいつの間にか裸の痩せた女の人がいた。わたしはその女の人と性的なことをしなければいけない気がして、押し倒してその人の膣に指を入れた。その人は何度も激しく痙攣して、大声を上げていた。入江陽さんが感心するようでも当惑するようでもあるような顔でこちらを見ていたので、わたしは彼との間に仕切りのカーテンを下ろし、左右の窓にもカーテンを下ろした。その間に女の人はどこかに消えていて、かわりに線の細い男の人が座っていた。その人も裸だった。わたしはその人に押し倒されて、*3)性的なことをされた。わたしの上に覆い被さり、*4)大声を上げながら腰を振っていた。

 

/

 

*1.だいたい深夜1時くらいだったと思う。

 

*2.入江陽さんがいる方が進行方向だった。

 

*3.久しぶりにするなあと思っていた。

 

*4.女の人と声が似ていた気がする。

私色

暗くて涼しい

酒はどっちだ

穴を開けるような星々だ

曲がって高速な調べに乗って

さらに暗き宇宙で答え合わせする

打刻どもの集まって

生きていく形だ

 

図と耳の線が

こちらを忘れた隙にわたしは

透明で硬い針を飲

んでからだのかたまりをどうにか

 

したかった

柔らかな力の枕は

彼の内側の慈しみは

ただわたしの最外と話して

魂を棄てさせてゆくのみだ

 

張り付くあい

弛む石

混ぜられて悲しい民

 

その全てが

わたしにとって野菜の実るような災い

 

さあ酒はどっちだ

2018/8/16(夢)

目の前に明るい広い海が広がっていた。周りは砂浜で、わたし以外の人影はなかった。

しばらく海を見ていると、海の遠くの一部分が鋭く細く盛り上がっていくのが見えた。竜巻かなと思って見ていると、それは遂にわたしの10倍くらいの背丈の細い水の柱にまでなり、うねうねと不規則に揺れていた。それを皮切りにあちこちで同じように柱が立ち始め、すぐに海全体に柱の列が広がった。

それを見たわたしはすんなりとそれが「海の毛」であることを理解し、海にも毛があるんだな、剃るのが大変そうだななどと考えていた。

2018/7/4

この中の「ご高説おばさん 」に限って言えば、あれはわたしにとって非常に価値のある体験であった。今から2年ほど前、井の頭線に乗って吉祥寺から渋谷に向かっていた際に、(確か明大前だっただろうか)1人の中年女性がわたしの隣の席に座り唐突に「最近の若者は自分のことしか考えていない、お前もそうだ、だからお前は愛されないのだ」と小言を始めた。彼女は狭い車内の、さらに狭いわたしとの間に棘だらけの論壇を建てようとしていた。

その女性の主張の仔細は覚えていないが、要旨はずっと変わらず「お前は自分の事しか考えていないから、誰からも愛される事は無い」といったものだった。わたしには反論するための話力も、事を荒げても構わないという胆力も無く、ただ虚ろにはあ、ええ、まあ、と聞いていた。電車が終点である渋谷に着いたので、「そろそろ降りなければならないので」と言って席を立ったが、当然の事ながら終点なのでその女性も同じく降りるのだ。駅のホームに降り立った後も女性はわたしの横に付いてきて、お前は愛されないぞと言い続けた。足早に改札を抜けると、女性の声は段々遠くなっていった。わたしはもうほぼ泣き出しそうだった。

当時のわたしは揺り戻しのような盲目的肯定主義に傾倒した結果、心身共にパーソナルスペースが0どころかマイナスの状態になっていた。過剰すぎる共感と肯定がそこにあり、それこそが正義であると信じてやまなかった。自らの内的世界が無限に拡張していくように思え、そこにすべての他者を取り込めると思っていたわたしにとって、初めての - 音楽的/機械的なもの以外での - 暴力的そして社会的な理不尽への対峙であったかもしれない。

その体験を経て、わたしは半月もせず音楽においても「社会」や「外圧」をより明確に意識するようになった。そしてそこからわたしが、インターネット上で「白紙」と名乗って曲を書いている時の、「多重な外圧によるモティーフや動力、もしくは構造自体の異化や接着」という自身の創作のスタイルに辿り着くまでそう時間はかからなかった。

そして、このスタンスの上で「白紙」と名乗るのは明確に間違いであったことに気付いた。白い紙は「地」というイメージを容易に引き起こさせる。だがしかし、わたしにとって自然なものは何一つないのだ。

しかしまあ、今更改名するとなるとデメリットの方が多い気がするし、しっくり来る名前も思いつかない。だが同時にそこを押してでも名前を変えた方がいい気もする。誰かに相談してみようかな〜