2018/12/21 (夢)
気付くとすごく暗い部屋にいた。置いてあるものとか雰囲気がわたしの部屋とかなり似ていたが、わたしの部屋よりずっと広く、それゆえにものの間隔が開いてまばらになっていた。*1)床のフローリングがところどころ剥げてささくれ立っていた。また小さな蛍光灯がいくつも転がっていて、これがわたしの僅かな視界を助けているらしかった。
手探りで進んで行くと、ぼんやりと光っている*2)扉を見つけた。中からどくどくと水をかき回すような音がしている。扉を開けると*3)ゆいごがいて、モニターで2匹の魚が寄り添って泳いでいる動画を見ていた。あ、と声をかけるとこちらに気づいたようでびっくりして振り返って、「あ、長谷川くん、長谷川くん、長谷川くん」とわたしの名前を連呼して手を振ってきた。*4)片手で自分の口を押さえていた。ふとモニターを見ると魚がびちびちと激しく痙攣していた。わたしはそれが*5)魚が性行為をしているシーンだと確信した。
静かに部屋を出て扉を閉めると、体が妙に熱かった。ふと頰を触ると熱した鉄のように溶けていた。溶けた頬が赤く光りながらこぼれて足元が照らされると、1枚の皿があり、そこに溶けた頬がたまっていた。
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*1.わたしの部屋もフローリングがところどころ剥げている。
*2.いくつもの扉があった気がする。
*3.yuigot 白いシャツを着ていた。初めて見る服だった。
*4.まるでわたしがいつもやる仕草のようだった。
*5.わたしは魚の性行為を見たことがない。